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水や木にアレルギー反応?変わったアレルギーも存在するんです

アレルギーと言えば、多くの人が真っ先に浮かべるのはスギ花粉や特定の食物によるものかもしれません。まだ寒い2月の初春には、その年のスギ花粉飛散情報などを気にかけたり、予防的に抗ヒスタミン剤を飲み始める人も多いでしょう。ところが、世界にはこれら一般的なもの以外にも、日光、水、木など一風変わったアレルギーが少ないながらも複数あります。予想もつかないような変わったものがアレルゲンとなり、皮膚への刺激や粘膜の腫れなどを引き起こすことがあるのです。いくつか詳しくご紹介していきましょう。

普段何気なく浴びている日光に反応してしまうという、紫外線アレルギーを持っている人がいます。日光過敏症とも呼ばれ、日光に含まれる紫外線が皮膚への刺激を与えるというものです。紫外線アレルギーの主な症状は皮膚の赤みや湿疹ですが、中には嘔吐してしまうケースもあります。この体質を持つ人は紫外線対策として、暑い時期でも長袖や日傘の使用が必須となります。

世界中で職業的に何らかの粉塵がある環境にいる人では、その粉塵が要因となるアレルギー症状の職業性ぜん息を発症する場合も少なくありません。工事現場や材木から出るおがくず、パン職人が扱う小麦など粉塵の種類は多数に及びますが、それらが空気中に浮遊し吸い込むことで気道が狭まり、呼吸困難を引き起こします。

生きていく上で私たちの生活に欠かせない水に、アレルギー反応を示す体質の人も存在します。日本国内の水道水には消毒目的で塩素が含まれていますが、この塩素はタンパク質を破壊してしまいます。ほかにもトリハロメタンといった少々人間の体へは負担がある成分も入っているのです。同じ水道水を長期間使用することで、皮膚のバリア機能を担う皮脂を溶かすことが分かっており、アトピー性皮膚炎などを引き起こすことが多くあります。

スギやヒノキといった花粉によるアレルギーは一般的ですが、これら以外の木にアレルギー反応が出る人もいます。1月~4月はハンノキ、4月~5月はコナラやブナ、4月~6月はシラカンバなどの花粉が飛散しますので注意しましょう。ほかにもシダ植物、ラン、クワ属などの観葉植物もアレルギーを引き起こす可能性があるとのことです。

以上の変わったアレルギーの種類は少ないかもしれませんが、そのアレルギーを持つ人は一定数いることが分かっています。地球温暖化や環境破壊などが要因の1つであると考えられていますので、私たちがこれ以上変わったアレルギーを増やさないように努力していくことが大切です。